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産婦人科・内科
まついレディースクリニック
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秋田県能代市字下瀬30-4

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婦人科のご案内

女性の精神的・身体的な悩みに幅広く対応しております

婦人科のご案内

超音波検査

超音波を体に当て、はね返ってくるエコーを画像化します。

子宮や卵巣の位置、大きさ、子宮筋腫や子宮内膜の異常、卵巣腫瘍の有無やその種類、妊娠の有無、子宮周囲にたまった腹水や血液の有無、排卵の予想など沢山のことを調べることができます。妊娠中は超音波検査で赤ちゃんの様子も見られます。

1.無月経・月経不順

妊娠していないにも関わらず生理が90日以上来ていない状態を「無月経」といいます。

生理が不規則に訪れる「生理不順」と同様にホルモンバランスの異常から生じる症状です。主に生活環境によるストレスや過度なダイエットに起因するため、基礎体温表に基づいた生活の見直しが必要です。当院では生活指導をはじめとして、ホルモン剤の投与や低用量ピルの服用、漢方治療など一人ひとりに合わせた治療を提供しております。

2.子宮筋腫

子宮壁に発生する子宮筋腫は不正出血を引き起こし、月経困難症や不妊症の原因にも成りえます。筋肉の異常増殖で起こる良性腫瘍で、女性ホルモンの分泌に伴い肥大化する恐れもあります。一方で分泌量が減少する閉経期を迎えると小さくなる特性もあるため、定期的な経過観察が重要です。筋腫が見つかったら薬物療法または手術療法を視野に入れながら定期検査を行っていきましょう。

3.子宮内膜症

子宮内膜症は子宮内膜に酷似した組織が子宮外で形成される疾患です。

卵巣に形成された場合卵巣チョコレート嚢胞となって、激痛を伴う急性腹症を引き起こすこともあります。それ以外にもさまざまなリスクが考えられるため、定期的な検診と早期での発見が大切です。治療法としては鎮痛剤投与から外科手術まで幅広い選択肢が挙げられます。当院では進行状態や発症の部位、将来的な妊娠出産の希望などを踏まえた最適な治療法を提供しておりますので、ぜひ一度ご相談ください。

4.月経前症候群(PMS)・月経困難症

月経における悩みは、人によってさまざまです。ひとえにPMSと言っても、その不快症状は精神的苦痛から身体的苦痛まで多岐にわたります。PMSや月経困難症では、低容量ピルで月経をコントロールしたり鎮痛剤や漢方薬で症状を緩和したりと症状に合わせた治療法の選択が可能なため、ぜひお気軽にご相談ください。なお重度の月経困難症の陰には、子宮内膜症や子宮筋腫などの病気が隠れている恐れもあります。月経での痛みや違和感がある方は、一度しっかりと検査を受けていきましょう。

5.性感染症

性感染症は性行為を通じて感染する疾病の総称です。発症するとおりもの量の増加や臭いの変化が起こるものの、痛みがほとんどないため、自覚症状がないまま進行するケースも少なくありません。しかし放っておくと重症化して炎症や不妊症を誘発する恐れもあります。特に近年では梅毒感染者が急増し社会問題にもなっているため、注意が必要です。性器やおりものに異常を感じたら、早急に受診しましょう。

6.更年期障害

ほてり、のぼせ、ホットフラッシュ、発汗、めまい、動悸、胸が締め付けられるような感じ、頭痛、肩こり、腰や背中の痛み、関節の痛み、冷え、しびれ、疲れやすい、気分の落ち込み、意欲の低下、イライラ、情緒不安定、不眠などさまざまな症状が現れます。

7.骨盤臓器脱

子宮・膀胱などの臓器は筋肉や靱帯に支えられて骨盤内に存在していますが、加齢や分娩などの影響により下がってくる状態をいいます。軽いものは膣内に下垂する程度ですが、膣の外に脱出してしまう場合もあります。症状としては、陰部にものが挟まっている感じやすれる感じ、陰部に何か触れると訴える方もいます。子宮だけではなく膀胱も下がってくると、排尿困難・頻尿・尿閉などの症状が出現する方もいます。命に関わる病気ではありませんが、下垂に伴う違和感や尿や便が出にくくなるといった症状があるため、運動や旅行などの健康的な日常生活を送る上では大変困る病気です。治療としては、まず骨盤底筋体操をおすすめしますが、症状が軽快しない場合はリングペッサリーの膣内留置や程度によっては手術をおすすめすることもあります。

8.高血圧・高脂血症・糖尿病

女性ホルモンのエストロゲンには悪玉コレステロールを抑える効果があります。更年期により女性ホルモンが急減するとエストロゲンも減少するため、中性脂肪の増加や血圧の上昇に注意しなければなりません。基礎代謝も低下し脂肪も蓄積しやすくなりますので、「高血圧」や「糖尿病」、「心筋梗塞」といった生活習慣病のリスクも高まります。ただし生活習慣病は運動や日々の食事から未然に防ぐことが可能です。生活習慣病の予防に向けた生活指導も行っていますので、ぜひ一度当院にお越しください。

9.骨粗鬆症

更年期で減少するエストロゲンには、古い骨を壊す「骨吸収」を抑えて骨の新陳代謝を促す効果があります。そのため、更年期を迎えた女性の骨は骨密度が低く骨折しやすい点に注意が必要です。閉経後の女性は骨粗鬆症を発症する恐れがありますので、日頃からの予防が大切です。当院では骨粗鬆症予防として、エストロゲン補充療法や骨粗鬆症治療薬「活性型ビタミンD」を提供しています。生活習慣改善にも取り組んでいるため、お気軽にご相談ください。

当院では骨粗鬆症の予防・治療および食事指導・運動指導に力を入れております。次のような、思春期に特有の症状にも対応しております。